火災保険は基本的に建物(自宅)と、その中にある家財が補償対象となりますが、家財を外に持ち出している場合に起きた損害も補償されることがあります。

例えば、カメラを外に持ち出した際に落として壊してしまったといった場合や、転んで洋服が破けてしまった場合などです。

ただし、火災保険に加入していれば無条件に補償が適用されるという訳ではありません。以下の全ての条件を満たしている場合のみ、補償を受けることができます。

  • 火災保険の対象に家財も含めている
  • 持ち出し家財特約(携行品損害特約)が付いている
  • 損害を受けた家財の機能に支障を来している(外見上だけの損害ではない)

なお、持ち出し家財の対象となるかどうかは保険会社によって異なりますが、ノートパソコン・スマートフォン・携帯電話・眼鏡・自動車・バイク・自転車・動植物などは、どの保険会社でも対象外となるケースがほとんどです。

万が一、置き引き・破損・汚損の被害に遭ってしまった場合、まずは保険会社や保険代理店に相談してみましょう。

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体験談

40代女性 保険会社:損保ジャパン
満足度 5.0

置き引きの被害

外出中、スマートフォンに電話がかかってきた時のこと。会話に夢中になっていて、トートバッグを地面に置いたままの状態で話し続けていたところ、電話を切った時に荷物がなくなっていることに気が付きました。

あわてて交番に駆け込みましたが、置き引きで盗まれたものが戻ってくることはまずありえないと言われて、絶望した気持ちになったのです。

しかし、その直後、警察官から言われたことにビックリ。「住宅総合保険に加入していたら、補償を受けられるかもしれませんよ」とのこと。

自宅に戻って加入している保険会社に電話したところ、「持ち出し家財」に対しても補償がなされることが分かったのです。

パソコンやスマートフォンは対象になりませんが、私が盗まれたカメラやジュエリーは使った年数に応じて減額されるものの、購入した価格の8割ぐらいのお金が補償されました。

保険会社からは「購入した時のレシートを提出して下さい」と言われましたが、それがない場合も、基本的には補償に応じてくれるそうです。

注意したいのは、こうしたケースで補償の対象になるのは「置き引き」であって、その場を離れてから物を「置き忘れた」ことに気が付いた場合は、対象外になるケースがほとんどということです。

もし、私のような経験をして困った場合は、まずは保険会社に問い合わせしてみることをおすすめします。

30代男性 保険会社:三井住友海上
満足度 5.0

スーツが破けてしまいました

賃貸物件なので、借家人賠償付きの家財保険に加入しています。家の中の家財の保険は不要かなと考えましたが、電化製品、服、食器など、大きなものから小さいものまで考えると、意外と大きな金額になるものだと思いました。

独身世帯ですが、300万の家財保険に加入しています。補償は主に災害が中心ですが、外出している時に持ち出している家財の損害に対しての補償も付いていました。

ある日、お気に入りのスーツ(約10万円)が破けてしまい、コールセンターに電話したところ、修理費用を負担するとのこと。見積もりを出してもらう時に修理のあとが残ってしまうと伝えました。

すると、新品の購入費用が補償されました(免責の1万円分は自己負担)。

家財の保険は災害だけでなく、自宅内でも破損汚損、自宅外でも補償してくれるのはとても助かります。

大切にしているものや高価なものも誤って壊してしまうことや傷つけてしまうことがあります。その時の保険と考えればとても安いと思います。

月々約1200円なので、改めて保険の大切さや加入することで安心を得れるものだと感じました。保険に入ると損をすると考えていた自分ですが、何かあった時のお守りと考えたら安いなと思います。

補償だけでなく加入者向けのサービスも充実しているところもあります。入ってて良かったと思えるように、定期的に保険の内容を確認するとよいかと思います。

30代男性 保険会社:AIG損保
満足度 5.0

雨でカメラがやられてしまいました

保険ショップから勧められ、加入したAIGの火災保険。家財が壊れた時の補償(持ち出し家財)もあるといいと言われ、付加しておきました。

今年の春、野外で一眼レフカメラを使って写真を撮っていると、雨が降り出し濡れてしまいました。その時は大丈夫だと思ったのですが、後日使おうとすると、ピントの自動調整が利かなくなってしまっていました。

他のデジカメもあったので、修理するか迷ったのですが、保険が使えるかもしれないと思い、駄目元で保険会社に連絡してみました。コールセンターに問い合わせると、直ぐに書類を送ってもらえました。

カメラの購入年月や購入価格、壊れた状況を書くシートや、修理代のレシートを添付したり、修理内容を記入するシートがありました。

購入時期や価格が思い出せなくて過去の履歴を探すのに手間取ったくらいで、書く内容自体はそんなに難しくありませんでした。

近くの家電量販店でカメラの修理ができるか問い合わせ、見積もりを出してもらいました。実際に修理してもらい、現物が手元に戻るまでに1ヶ月くらいかかりました。

ついつい保険会社に出す書類を後回しにしていたら、催促の電話がかかってきたりして、思い出させてもらえました。修理代金は1万2千円ほどかかりましたが、全額保険会社が出してくれるとのこと。

保険会社に書類を送ると確認の電話や「振り込みします」とのハガキが届き、安心しました。実際に振り込みもすぐしてもらえて助かりました。

家財の補償は意外と知らない人が多いのじゃないかと思います。物が壊れてしまっても、保険が使えるか確認してみたら良いかと思います。

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