もらい火(類焼)とは、隣や近所で発生した火災によって、自分の家も焼けてしまうことを意味します。

よその家で発生しているため、自分には全く責任はありませんが、損害賠償を火元の方に請求することができません。つまり、もらい火で受けた損害は全て自己負担となってしまいます。

失火責任法(失火法)という法律によって定められているため、損害賠償を請求できないのはもう仕方のないことなのです。

しかし、だからと言って泣き寝入りしなければならないという訳ではありません。ご安心下さい。もらい火による損害も自分が加入している火災保険で補償をしてもらうことが可能です。

【必見/3分で完了】火災保険料を節約するために今すぐできること

体験談

40代男性 保険会社:東京海上日動
満足度 5.0

隣家の消火作業による被害

私は借家ですが一戸建てに住んでいます。木造建築なのと、隣の家との距離がやけに近いので何かあったらと思い、東京海上日動の火災保険と家財保険に入りました。

自分が火災保険にお世話になるとは思ってもみなかったのですが、保険会社(代理店)の人が言うように、火災保険に入っていて本当によかったです。

実際に燃えたのはお隣の家でしたが、私の家にも大きな被害がありました。

煙によって壁は黒くなったほか、消火活動をする際に大量の水が窓ガラスを割って入りこみましたし、散々でした。

結局、入り込んだ大量の水で、テレビなどが濡れてしまったのですが、火災保険と同時に家財保険にも入っていたので、何とかなりました。

まさか自分の家ではなく、隣の家の家事でも火災保険と家財保険が使えるとは思っていなかったので、ほっとしました。やはり、何が起こるかわかりません!

40代男性 保険会社:三井住友海上
満足度 5.0

隣家の火事

火災保険が適用になったのは、妻の実家です。この時は、直接火災になったのではなく、隣家の火事からでした。

延焼は免れたのですが、隣家との距離がほんの数メートルの距離だったことから、実家は火事の熱で、ベランダが溶け落ちるほどでした。

この時に、町役場からの罹災証明書を発行してもらい、建設会社に修理費の見積もりをもらって、損保会社に保険を申請しました。

直接の火事ではなかったので、保険金が出るか義母は心配していましたが、なんとか認められたのか、保険金は出るようになりました。保険金額は約30万円程です。

マンション暮らしの私達の家族も火災保険は加入しているのですが、まさか火災で保険を申請することになるとは、正直、驚きを隠せませんでした。

しかし、自ら火事に対する注意も払っていても、このようなケースがあることを知り、保険の大事さを再認識したものです。

火災を起こした隣家は、火災保険に加入していなかったので、後処理が大変なようでした。

隣にある実家のみならず、他の家も、妻の実家と同じように、少なからず火事の影響は出てきていましたが、各々が自らの保険で対処していたと聞いています。

一般的な健康保険とは異なり、めったに使うケースは少ないのかもしれませんが、このようなことを考えると、加入しておくことは必須だと思い知らされました。

40代女性 保険会社:損保ジャパン
満足度 5.0

注意していたのに…

いわゆるもらい火の被害に会った時に保険が下りました。

命に別状は無く火も消防車を早く呼んだので被害は最小限で済みましたが、1階の庭の松とベランダが焼けてしまいました。その時に保険が適応されました。

被害に遭わないのが一番良いに決まっていますが、保険に入っていて良かったです。

少し地方のエリアに住んでいます。住宅を買う時は不動産会社の人が教えてくれなかったのですが、近所のおばあさんが家庭ごみを家で燃やしながら処理することがしばしばあります。

当然、自治会からは注意を受けているのですが、頑固な方で、注意をされても燃やし続けていました。正直、家を買って後悔していました。

とはいっても、少し不謹慎ですが、80代ぐらいの方なので後10年もすれば他界されるか、足が不自由になり、焚火も出来なくなるだろうと思っていました。

火による被害も煙ぐらいだったので、月に1,2回洗濯物を取り込むぐらいでした。

しかし、問題が起こりました。秋の渇いた日に落ち葉を燃やしていたようなのですが、火が強くなり過ぎました。また、風も強かったので火がコントロールできなくなりました。

消防車を呼んだのですが、来たのが燃え始めてから10分後で、私のベランダまで火が来ていました。ちょうど松にも火が移り、松の油で火がさらに強くなりました。

幸いにも早めに避難したのでケガは有りませんでした。消火活動も無事に終わったのですが、ベランダは焼けてしまいました。

後日、火災保険の会社に相談するとしっかりと保険が下りました。皮肉な話ですが、保険のありがたみが分かるのは被害に遭ってからです。

40代男性 保険会社:楽天損保
満足度 5.0

たばこの火の不始末で我が家まで…

亡くなった叔母の家をもらって、そこに住んでいました。そこは住宅密集地で、壁を挟んではいるものの、窓を開ければすぐに隣の家となっています。隣の家で家族同士で「おはよう」と挨拶をしている声だって普通に聞こえます。

私が住むようになって5年程経ったある日、それだけ近くにある隣の家で火事が起こりました。原因は、そこのお父さんが吸っていたタバコでした。

火の不始末から、タバコの火が部屋中に広がりました。居眠りしていて気づくのに遅れたとのことです。小さな火から家中のものに燃え移って、家はほぼ全焼状態になっていました。

そして、その火は勢いが良くて、私の家にも燃え移りました。私の家は全焼ではありませんが、隣の家に一番近い部屋だった仏間が燃えました。そこには祖母の位牌もありました。

最初は絶望的な悲しさを味わいましたが、次には怒りがこみ上げました。隣の家の人達だって心にダメージを追っているのに、当時は頭に血が登っていたので、怒鳴って相手を責めました。

消防と警察が来ました。私は「燃やした家を弁償しろ」と出火元に言いました。しかし、警察の説明によると、故意ではない火災なので弁償責任はないとのことでした。

その家族は揃って引っ越しました。私は火災保険に入っていたので、後日、その分の補償金をもらいました。少なくない額を手にしましたが、それでも燃えたのだから良い結果なわけがありません。悔しい想いをしました。

40代女性 保険会社:県民共済
満足度 5.0

家の中がむちゃくちゃに

うちは県民共済の火災共済に入っていますが、旦那の実家の隣家が火事になりました。

借家の長屋の昔ながらの家なので、隣の家とは壁一枚で仕切られているような家です。実家から徒歩5分の距離にある私達家族もたまたま休日で家にいました。

「近所で火事があって大変…」と思ったら、実家の隣で、かなりびっくりしました。テレビなどではよく見ますが、実際にこんな経験をすることになるとは…。

火は消防隊の人に消してもらいましたが、すぐ隣ということもあり、かなりの被害がありました。

まずは借家てすが、隣からしか消火活動ができないからということで屋根をぶちぬいての消火活動でした。借家だったので家の修繕に関することはすべて大家さんがやってくれました。

でも、家のなかむちゃくちゃで生活できる状況ではありません。そこで活躍するのが火災保険です。火災保険の中に家財保険があり賃貸の場合は家財保険でいろいろなものを修繕したりする時の補償をしてくれました。

ちなみに、どれをどの金額まで補償してもらえるのかは、県民共済の担当者が来て見てからになります。

自分の家だけ火事に気をつけていても、隣からの火事でも被害がある場合があります。自分の生活の保障の為にも火災保険は必要だと実感した事件でした。

40代男性 保険会社:全労済
満足度 5.0

もらい火の被害を全額保障してもらいました

近所からのもらい火で、家が被害を受けたことがあります。12月で風が強く、空気が乾燥していた日だったので、瞬く間に火が広がってゆきました。

住宅が密集する地域だったこともあり、我が家を含め近隣4軒が火事の被害を受けてしまいました。ただただ呆然とするしかありませんでした。

もらい火の場合、本人の被災も考慮されて、よほどの過失がない場合は損害賠償請求はできないとの説明を受けました。

もう藁にも縋るような気持ちで、数年前に契約していた全労済に電話をしました。担当の方はすぐに現場にいらしてくれ、落ち着いた態度でこちらの質問にも真摯に答えてくださいました。

気が動転していたため、我ながら支離滅裂なことを口にしていましたが、一つ一つの質問に丁寧にこたえてくださいました。おかげさまで、こちらも少し落ち着きを取り戻すことができました。

被害状況としては、火元の家に面していた部分は激しい被害を受けましたが、反対側は外壁は残っていました。家がなくなってしまったわけではないので、全額保障は諦めていました。

しかし、担当の方から家を建て替えて元に戻す必要がある場合は、全焼と判定され、全額保障が下りると教えてもらいました。不幸中の幸いとはこのことで、全焼と判定され全額保障を受けることができました。

もらい火のような防ぎようのないケースだったので、火災保険に入っていて本当に良かったです。

40代男性 保険会社:JA共済
満足度 5.0

もらい火で全焼

8年前の深夜、隣家からの出火による、いわゆるもらい火の被害を受けました。深夜ということもあって、不安な気持ちでJAの開店時間を待ちました。電話で連絡すると、職員さんがすぐに現状を見に来てくださいました。

いったんは消火したように見えたのですが、くすぶっていたようで、最終的には本屋根にぽっかりと穴が開き、全面的に消火の水をかぶることとなってしまいました。

外壁は焦げた状態ではありましたが、形的には完全な形で残っていましたので、どの程度の保障があるのか大変心配でした。

ですが、実際のところは、外壁は残っていても屋根が落ちているということで、全焼の査定をしていただきました。

古いタイプの保険では保障額で新しい家を建てるのは大変だということでしたが、数年前に新しく家を建てられるだけの保障額がもらえる保険に入り直していたので、再度住宅ローンを組むような事なく、新しい家を再建することが出来ました。

ほかの保険会社さんは分かりませんが、JAさんの場合、保障額の他に見舞金など、思っていた以上の金額が貰えて大変助かりました。

請求手続きもそんなに難しいことはなく、消防署で罹災証明を貰って提出するくらいでだったと思います。

大きな金額なのですが、共済金の支払いが早かったのには驚かされました。再建後ももちろんJA共済の火災共済に加入したのは、言うまでもありません。

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