水道管の凍結や破裂によって被害を被った際には火災保険の補償を受けることができます。
保険会社や選んだプランによっては含まれていないこともありますが、含まれる場合は約款に「水道管修理費用保険金」などといった形で表記されています。
家財が水に濡れてダメになってしまうケースや、水漏れが階下の部屋に損害をもたらすケースなどがあります。
冬季の冷え込みが特に厳しい地域で発生しやすい事故ですが、一戸建て住宅でもマンションでも発生する可能性はあります。
【必見/3分で完了】火災保険料を節約するために今すぐできること
体験談
満足度 | 5.0 |
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ブレーカーを落としていたがために…
私は三井住友海上の火災保険(賃貸用)に入っていました。就職を機に、住んでいた学生マンションから引っ越した先で、まさかの事態に陥ってしまったときに、保険に加入していたおかげで本当に助かりました。
その賃貸アパートに住んで3年以上経った頃から、異動で勤務先が変わり、通勤が大変になってしまったので引っ越しを考えていました。
自宅よりも勤務先にとても近い所に恋人の家があったので、ほとんどそちらに住むようになり、自宅には1ヶ月に1回荷物を取りに帰る程度になっていた時期がありました。
夏頃から自宅を空けていて、住んでいないのに電気代がかかるのが嫌で、常にブレーカーも落としていました。
そして冬になった頃、突然知らない電話番号から電話がかかってきたので恐る恐る出てみると、自宅アパートの管理会社からでした。
話を聞くと「近隣住民から報告があった。ベランダが浸水している部屋があるが、経過時間が長いようで、水位が窓に達している為、窓から屋内に浸水被害が及んでいるのではないか」とのことでした。
原因は、冬場にブレーカーを落としていたために室外給湯器の水道管が凍結し、破裂したことによるそうでした。実際には床上浸水までは及ばなかったものの、床下浸水の被害を出してしまいました。
対処としては「床下のとても狭い空間に作業員が入り、手作業で水を除く」ことと、「破損した室外給湯器を交換する」ことでした。
管理会社と保険会社の担当の方同士で何度もやり取りをして頂き、はじめは「作業費と給湯器新設費用で高くておよそ10万円くらいになる可能性がある」と聞いていたのが、最終的には「被害状況が深刻でないことから、すべて補償額内で収まる」というような話で完結できました。
空室状態にしていた自分の不注意によるものだったので、申し訳なく思いその後すぐに引っ越しました。
社会人3年目の私にとって10万円の費用が発生していたら困ってしまっていただろうと思うと、保険というものはさほど高くはないので、入っておくべき必要のあるものだと実感しました。
満足度 | 5.0 |
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実家帰省中に
住んでいる地域が西の方なので、比較的雪などは少ないのですが、ある年の冬にとても寒い日がありました。そのときに水道管が凍結し、中の水が凍って膨張したことにより、破裂してしまいました。
しかも、その日はたまたま実家に帰省していたので、気づかずに過ごしていました。ご近所の方より電話があり、水道が漏れていることを知り、急いで家に戻りました。
水漏れがひどかったのですが、親切なご近所の方が水道の元栓を閉めてくださっていたので大事にはならなかったものの、本当にびっくりでした。
とりあえず設備工事を呼んで、応急処置をしてもらい、水道が使える状態に戻りました。
その時は、ピンとこなかったのですが、母に「火災保険に連絡してみたら?」と言われて電話しました。
コールセンターでしたが、破損の内容や工事日など、詳しく説明をしたところ、丁寧に対応してくださり、とても安心しました。
工事費もかかったので痛い出費だったなと思っていたのですが、火災保険から出るとのことだったのでよかったです。
その後は、必要書類が郵送で届き、工事の請求書や工事個所の写真などを添付して送り返すと、それから2週間程度で振込がされていました。
よく分からないことばかりでしたが、スタッフの方の対応も親切で、本当に助かりました。
満足度 | 5.0 |
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水道管の修理
新築住宅を買った際に、日新火災の「住自在」という火災保険に、不動産会社を通じて加入しました。
日新火災には、「住宅安心」という保険と「住自在」という2つの火災保険があると教えていただき、今回は住宅ローンを借りた人だけが加入でき、かつ安い保険料設定がされている「住自在」に加入しました。
保険に入ってから9年後のとても寒い夜、水道が使えなくなってしまいました。
翌日修理をしてもらおうと考え、クラシアンさんに来ていただいたところ、水道管が凍ってしまい、氷が膨張して水道管が破裂していたことがわかりました。
修理費用が約4万円ほどかかり、その場でお支払いをして修理していただきました。
水道管が壊れてからひと月も立たない間に、地震保険の更新の支払のために不動産会社さんから連絡がありました。
その際に、水道管が壊れたことをお伝えしたところ、「火災保険で支払われる可能性があります」と教えていただきました。
不動産会社さんを通じて、日新火災に問い合わせていただいたところ、破損時の写真や修理の見積書などがあれば、現場で立ち合いの上で保険金の支払いができるかもしれないと回答をもらいました。
早速、修理費用の領収書と作業明細、事故現場の写真を送ったところ、金額が小さいことから立ち合いなしで保険金が支払われることになりました。
保険金請求書を提出してから1週間弱で指定の口座に保険金が振り込まれてきました。
ただし、保険契約には免責金額(自己負担額)が設定されており、実際に支払われたのは、請求金額から1万円引かれた金額となっていました。
不動産会社さんには、修理の前に保険が適用されるかどうか確認してもらうと、より安心だとアドバイスしてもらえました。
また、保険は保険金を受け取ったとしても、その後も契約期間中は有効とのことです。追加で保険金を支払ったり、保険料が上がるということはないと教えてもらいました。
自動車保険は事故があると保険料も上がるので、火災保険とは条件が違うことも勉強になりました。
正直なところ、火災保険に加入した時には、火事や落雷や台風の被害が保険の対象だと思っており、まさか水道管の修理が火災保険で支払われるとは思っておらず、ラッキーでした。
火災保険は入っておくと安心ですし、何か家のトラブルがあったら、保険代理店さんや保険会社に保険の支払いの対象になるかどうか、聞いてみると良いと思います。
意外と保険金の対象になるケースがあるかもしれません。
満足度 | 5.0 |
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トイレの水道管が破裂
平成11年築の鉄筋コンクリートの2階建ての建物に、結婚を期に住み始めました。
今から7年前の事です。その年は冷え込みが厳しく、連日のように最低気温がマイナス10度を下回る日が続きました。事件のあった当日は、何日ぶりかの暖かい朝でした。
仕事・学校などで、家族全員朝の8時前にはいつものように外出しました。自営業のため、昼の12時頃帰宅すると、庭にいる時点で屋内からポタポタと異音が聞こえました。
慌てて玄関を開けると、玄関横の階段から滝のように水が流れ下ってきていました。
2階へ上がると、踝が浸かる程の水で溢れていました。使用頻度が少なかった2階のトイレの水道管が破裂した事が原因でした。
水道管の一部に蓋の様になっている箇所があり、そこを中心に縦に裂ける傷になって、大量の水が長時間吹き出していたようです。
元栓を止めて被害を確認してみると、2階の3部屋の内2部屋はカーペットの上に踝までの水がありました。
2階の浸水した部屋の真下にキッチンとリビングがあり、フローリングの床に階段から流れてきた水が1cmほど溜まっていました。
それ以外にも、天井から水滴が落ち続け、換気扇からはコンロに溜まる位の量の水が流れてきていました。吊り戸棚の内部も水に濡れてしまい、紙製品は破棄するしかありませんでした。
途方にくれてしまいましたが、もしかしたらと思い、加入していたJA建物共済の担当の方に連絡してみると、浸水被害でも建物共済の対象になる事が分かりました。
建物内の水を人力で取り除き、建築会社の方にも立ち会って頂いた中で審査してもらい、無事に共済金が頂ける事になりました。
水が完全に乾いてからの修繕になったため、再び住めるようになるまで1ヶ月以上かかりましたが、その間に共済金を1000万近く受け取る事ができました。
火事だけでなく、どんな出来事があるか予測できないからこそ、建物共済に加入していて良かったと心から思った出来事でした。
まずは一括見積もりから始めましょう!
火災保険への新規加入をご希望の方も、今の火災保険を見直したい方も、まずは一括見積もりをしてみましょう。
火災保険の一括見積もりをすることで、次のようなメリットを受けられます。
- 最も安い火災保険が見つかる
- 自分に最適な保険プランが分かる
- 地震保険を含め、自分に必要な補償と不要な補償が分かる
ハウスメーカーや不動産会社に言われるがまま、保険料の比較をせずに加入してしまうのは、はっきり言って損です。見直しで20万円以上もの節約になることもよくあります。
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